当たり前のことですが、
目標に向けて、いま努力していることが、
「その目標につながっているかどうか」が何よりも重要です。
たとえ、
方向性があっていたとしても、
目標への道が途切れてしまっていては、
目標にはたどり着けません。
これは、娘と一緒に、
迷路の絵本を読んでいるときに発見したのですが、
私はゴールを俯瞰しながら、スタートへ向かって道のりを探っているのに対し、
娘は、スタートから闇雲に手探りで道筋を辿っていきます。
明らかに前者の方が、スピード感と確実性が高いわけです。
(2歳半なので、私の方が早いのは当たり前という論点は置いておきます。笑)
これは、
目的のあることを行う際には、
何をするにも当てはまる現象のように思えます。
不動産投資も然りで、
目標は
「年間1,000万円のキャッシュフロー」
という投資家さんがいたとします。
その投資家さんは、
「機会損失を考慮すると、モタモタしていられない!」と、
いま買える物件を、
闇雲に手当たり次第購入していきます。
確かに、
「年間1,000万円のキャッシュフロー」を構築するために、
物件を買い足す行為は必要ですので、
方向性は間違っていません。
でも、
スピード感を持って買い足していたはずが、
気づけば、融資枠が目一杯で、
これ以上融資が受けられない。
なんていう状態に。
しかも、
目標に向かって突き進んでいった結果、
手元にある物件はリスキーなものもしばしば。。。
後悔しても、仕方がありませんので、
ベストを尽くしたと自分に言い聞かせます。
そこからまた、
目標に向かって道が続いていれば良いのですが、
不動産投資は長期的なスパンで行う投資です。
失敗を取り戻した頃には、融資が受けられない。
そんな事態だって起こり得るものです。
それを避けるためにも、
きちっと目標を設定し、
その目標から逆算して、手段を選択することが重要です。
目の前のことに追われ、
目標をつい見失いがちになってしまいますが、
いまやっていることが、目標につながっているか。
それを考える習慣は、何よりも大切だと思います。
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