遂に繁忙期がやってきました。






解約の連絡が日に日に増えつつあり、

事務所の電話が常に鳴り響いているような状況です。







ただ、
今回の繁忙期は、想定と異なる点が多々あります。








一つは、
ここ数ヶ月間と比較してみれば解約が増えている、
とはいえ、
例年の1月同時期よりも2-3割ほど減っています。
つまり、1月2月で退去される方が少なくなっています。




二つ目に、
解約が少ないことに加え、既存の空室の成約数が増えており、
結果として高い稼働率が維持され続けています。
例年の繁忙期は稼働率が95.5〜96%程度で推移しておりましたが、
今現在はなんと98%超の稼働率となっています。
この稼働率はCFネッツ史上最高の数値です。



 
三つ目に、
繁忙期は新生活などによる特需のシーズンであることはいうまでもありません。
この時期に賃料を上げ、物件の資産価値を高めることがセオリーです。
そのため、例年は弊社独自の賃料査定に基づき、繁忙期は相場より数パーセント高値で設定し、
募集をご提案させて頂いております。
しかし今回の繁忙期では相場より10%以上上昇させた場合でも軽々と成約してしまうという状況となっています。(もちろんエリアや物件によって異なりますが



 





前回のブログでもお伝えしていた通り、
我々PM事業部はこの繁忙期のために業務改善を繰り返してきました。
万全とはいえないものの、出来る限りの準備を行い、繁忙期に突入しました。



これらの稼働率や賃料アップの、
その業務改善の成果だ!と胸を張って言いたいところですが、
他の管理会社も揃って同様の状況とのことです。。






本当に今回の市況は想定外です。







これらの要因を整理し考察してみると、



①景気による入退居への影響
「消費税増税による可処分所得の減少」「オリンピック等によるインバウンドの影響」により、引越す人が少なくなった。(あくまでも仮説です)





②需給バランスの乱れ
退去が発生しないことにより市場全体の稼働率が高まった(空室数が減った)こと、
アパートローンの鈍化によって新築物件の供給もほとんど停止したこと、
これらの影響によって、需要に対して供給が少なくなってしまった。





③選択肢の減少
当然、供給が減ったことにより、物件の選択肢も減少し、
引っ越しが必要な人は物件選びに妥協せざるを得なくなる。






④賃料の上昇
需給バランスの崩壊によって、物件の選択肢が減少した結果、
賃料を上げても候補に上がるようになる。









このようなサイクルに入っているように感じます。







 賃貸の仲介業者も空き部屋が少ないことから、
今まで滅多に案内してこなかったエリアや物件でも案内してくれるようになっているような状況です。







我々PMとしても、
過去の事例や、これまで培ってきた相場観などが、
通用しないケースも増えてきているため、よりマーケティングに費やす時間を要求されます。
常に経済市場の動向を把握し、家賃相場への反映を注視していきます。








以上が2020年繁忙期の前半戦レポートとなります。


稼働率が高まっているとはいえ、まだまだ空室を抱えているオーナーは多いので、
地道な空室対策もしっかり実施していきます。








次回の市況レポートも楽しみにしていてください。




------------------------------News
2020年3月8日(日)
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〜CFネッツ代表倉橋とPM事業部による特別セミナー〜